2020.11.24
住むヒト

【家づくりヒストリー⑤】Nさん邸~前編~

本日は、昨年6月に完成したばかりのNさん邸をご紹介します。

コンパクトなのに、なぜか広い!固定観念を覆すアイデアがたくさん詰まったお家です。

 

 

建築士のご主人が選んだ、未来基準の家

 

 

実はNさん、教育施設などの大型建築物を手がける建築士さんなんです。

 

住宅の設計にはこれまで携わったことがなかったそうなのですが、プロの厳しい目でエコワークスを選んだ理由は、持続可能な開発目標である「SDGs」に沿った、未来基準の家づくりをしているから」。耐震性の高さ長期優良住宅を標準化している点にも関心を持ってくださったのだそうです!

 

奥さまのご希望は、「住むことを大切にできる家をつくること」。エコワークスのモデルハウスに泊まってみたところ、「確かな素材でつくられたシンプルな空間が、楽で心地よかった」そうで、お2人の想いが合致して当社での家づくりがスタートしました。

 

 

担当スタッフも驚いた!建築士のご主人が繰り出す斬新な発想

 

完成までにご主人が作成した図面は、実に100枚!試行錯誤の末に生み出されたアイデアは、担当スタッフも驚く斬新なものでした。その図面をもとに、エコワークスの設計士が住宅性能を担保しながら、一緒につくりあげました。

 

 

家のサイズは26坪と非常にコンパクトなのですが、完成した室内を見ると、写真の通り全く狭さを感じませんよね?

 

その秘密は、リビング端の階段にあります。2階まで真っすぐに伸びる直階段を設けることで、まるで吹き抜けのように視界が天井まで伸びて開放感がもたらされます。段は「ストリップ型」と呼ばれる踏み板だけのタイプ。これによって視線が階段の向こう側にも抜けるため、圧迫感がありません♪

 

また通常は6帖を基準に部屋を作るところ、Nさん邸の部屋はいずれも4.5帖が基本。その代わり、作り付けの家具はできる限り作らずにシンプルに仕上げました。

 

 

次回は、Nさん一家がなぜ26坪のコンパクトな暮らしを選んだのか、実際に生活を始めて何が変わったのか…その想いに迫ります!