こんにちは。営業の山部です。
じめじめとした梅雨も佳境に入り夏の気配が近づいてきましたね。
先日、地鎮祭という行事がありましたので今回はその一部をご紹介したいと思います。
最近は雨が非常に多く、天気になるか心配していたのですが、
何とか雨も降らず曇りでした!
地鎮祭をしてくれる神社はエコワークスで手配することがほとんどで、
今回は以前よりお世話になっている小郡市の七夕神社の神主様にお願い致しました
七夕神社は、地元では親しみを込めて「たなばたさん」と呼ばれていますが、
正式名称は「媛社(ひめこそ)神社」と言います。
その歴史は古く8世紀頃に記された「肥前国風土記」にも登場しているほどの古社です。
あまり良く知られていない地鎮祭。実際どんなことをするんでしょう?
地方により若干異なるようですが、簡単に流れをまとめてみましたのでご興味がある方はどうぞ(^^)
修祓(しゅばつ)の儀
儀式の始まりで、まずは参列者やお供え物を祓い清めます。
降神(こうじん)の儀
神主さんが声を発し、神様を迎え入れます。
献饌(けんせん)の儀
祭壇に用意したお供え物を神様へ捧げ、お酒やお水の蓋を取り払います。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
祝詞(のりと)により、神様へ土地を使うことを告げ、安全祈願を祈ります。
四方清祓(しほうきょめばらい)
土地の四隅を神主が切麻や大麻により祓い清めます。
地鎮(じちん)の儀
盛砂に向け、大きく3つに分けた地鎮の儀が執り行われます。
・刈初(かりそめ)の儀
斎鎌を使い、3回ほど盛砂の上で草を掴んで刈りとる動作をします。
えい、えい、えいっ!と3回声に出して刈り取る所作をしていただきます。
・穿初(うがちぞめ)の儀
斎鍬を使い、3回ほど盛砂に鍬を入れて盛砂を崩します。
(ほとんどは工務店側がこれを行いますが、まれにお施主様がこっちをおこなうケースアリ)
・鋤取(すきとり)の儀
斎鋤を使い、3回ほど盛砂に鋤を入れて盛砂を戻します。同じく、えい、えい、えいっ!と砂を戻す動作をします。
玉串拝礼(たまぐしはいれい)
祈りを捧げて玉串を神前に捧げます。この際、神主から玉串を受け取りますので、作法に沿った対応が必要です。
1. 玉串を受け取るとき、葉のついた方を左手側で受け止め、根元側に右手を軽く乗せる。
2. そのままの状態でお供え物のある神前へ進み、軽く一礼をする。
3. 玉串の根本が自分を指すように向きを変え、右手で葉を支え、左手で根本を持つ。
4. 持ち替えたら根本を神前に向け、葉が自分を指すようにして台の上に捧げる。
5. その後、二礼・二拍手・一礼をして三歩下がり、一礼の後に席へ戻る。
撤饌(てっせん)の儀
お酒やお水に蓋をして、神様に捧げたお供え物をお下げします。
昇神(しょうじん)の儀
神主さんがを発し、お呼びした神様を元の場所へお送りします。
以上、式が全て終わったら玉串料(初穂料)を神主さんにお渡しして無事終了となります。
地鎮祭が終われば着工です。
無事工事が進みお引渡し出来ますように‼