Modelhouseモデルハウス
Eventイベント情報
Consultationオンライン相談
Requestカタログ請求
Email.
Tel.
0120-370-980受付時間 9:00~17:00
Model house
こんにちは。 工事のMです。 今日は中樋端(なかひばた)についてお話します。 恐らくご存知ない方も多いと思いますし、一生知らない人も多いと思います。 それは建具に関する言葉で、建具の上と下に溝のついた部材がついています。 建具の上につくのを鴨居、下につくのを敷居と言います。 鴨居、敷居には溝が掘られていて、建具がその溝を滑り動きます。 その溝と溝の間にある出っ張りの事を「中樋端」と言います。 中樋端の幅は基本的に建具の種類によって変わり、ふすまなどは9㎜程、 障子などは12㎜程、雨戸や杉の建具などは15㎜程設ける事が一般的です。 室内を仕切り、軽いふすまは隙間を少なくし、また雨戸や杉の建具は 変形も考慮し隙間を大きくしていると言ったところでしょうか。 普段何気なく使っている建具ですが、その間を「中樋端」が確保し軽やかな動きを与えています。 意識しないと気付かない、「中樋端」と言う存在。 人間関係の「間」の様に、適度な「隙間」を確保し建具同士がぶつからない様にしています。 それでは、次回もお楽しみに!
Prev
2023.08.18
Next
2023.09.01