和紙クロスの原料ミツマタを見に

こんにちは、営業部のEです。
エコワークスでは壁や天井の内装に「和紙」をご提案していますが、
その和紙の原料のひとつである「ミツマタ」という植物をご存知でしょうか？

紙幣にも使われており馴染に深いミツマタですが、繊維が長く強靭で、和紙にすると破れにくく丈夫で光沢のある上品な風合いになることが特徴です。

枝が３本に分かれていることからミツマタと名付けられ、３月の終わりに黄色くてまんまるい可愛い花を咲かせるのですが、九州の山でも群生を見ることができます。

福岡では宮若市の「西山」に群生地があり、私も３月に満開のミツマタを見に行ってきました。
脇田登山口に車をとめて、15分ほど登ると斜面いちめんに幻想的な世界が広がります。

黄色いポンポンしたお花からは甘い香りが漂い、木々の隙間から差し込む光と相まって神聖な雰囲気に包まれしばらくは時間を忘れて静かに見入ってしまいます。

こうやって原材料を身近で見ると、地球から人間に分けてもらって暮らすことを実感します。
食べものや着るもの、暮らすところも、サステナブルでありたいと思う休日でした。
みなさんも良かったらお近くのミツマタ群生地へ足を運んでみてはいかがでしょうか？