2024.09.09
働くヒト

木の温もりを感じる家づくり:木視率について

こんにちは!設計部のTです。
今回は「木視率」についてお話します。

「木視率」(もくしりつ)という言葉をご存知ですか?
エコワークスの住まいづくりの重要なポイントでもあります「木の見え方」についてご説明します。

木視率とは?
木視率とは、家の中にどれだけ木材が使われているか、
つまり木がどれだけ見えるかを示す割合のことです。
木材が多く使われていると、木視率が高いと言います。
室内のおおよその面積割合である天井が20%、床が20%、壁が60%を基準に計算されます。
たとえば、天井と床をすべて木材にした場合は木視率は40%になり、
心地よく過ごせる割合になります。
木視率が30~50%だとリラックス効果が高まると言われています。
建具や家具などもありますので全体的なバランスが重要ですね。

適度な木視率のメリット
温かみのある空間: 木材は、目で見ても触っても温かみを感じる素材です。
木視率が高いと、家全体が自然で落ち着いた雰囲気になります。
木の優しい色合いと質感が、心を和ませてくれます。

健康に良い: 木の香りや質感は、ストレスを減らし、リラックスした気持ちにさせてくれます。

室内の壁・床・天井に木材のほか、珪藻土や和紙などの自然素材を使うことで、
より自然な温もりを感じられる空間になります。

おわりに
木視率を決める際は、家全体のデザイン、お部屋の用途、予算、ライフスタイルを
考慮しながら調整することが大切です。
お好みに合う木視率で木の温もりを感じる心地よいお住まいをご提案いたします。