木の家と環境活動について(ZEH・LCCM住宅・持続可能な森林経営) 木の家と環境活動について(ZEH・LCCM住宅・持続可能な森林経営)

私たちは、「ZEH」や「LCCM住宅」といった環境に配慮した家づくりを
住宅業界に先駆けて積極的に推進しています。

エコワークスという名の通り、環境保護を重視した家づくりを行い
人にも地球にもやさしい企業であり続けたいと考えています。

取り組みZEHへの

ずっと電気代の心配なく、快適に暮らすために。
目指すのは、
ZEHを超えた家

エコワークスでのZEHの採用率は約92%。
ZEHは、各家庭が未来の地球のために取り組むことができる選択肢の一つです。

そもそもZEHとは?

ZEHとは、Zero Energy House(ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、年間のエネルギー収支が実質ゼロとなる住宅を指します。高断熱・高気密な設計や省エネ設備を導入し、消費するエネルギーを最小限に抑える一方で、太陽光発電などでエネルギーを自家発電します。そのため、住む人にとっても地球環境にとっても優しい選択肢として、近年ますます注目されています。

ZEHのメリット

省エネ設備や高い断熱性で使用電力を抑えられる

太陽光発電システムなどでエネルギーをつくることができる

光熱費を抑えられるのでお財布にもやさしい

健康や防災においても効果がある

TOPICS

地球温暖化対策の一環として、住宅CO₂削減が急務

2021年4月、地球温暖化対策計画が閣議決定。2050年脱炭素社会の実現に向けた中期目標として、2030年度における温室効果ガスの削減目標(対2013年度⽐) が掲げられることとなりました。
この計画では、家庭部門にも66%(2030年度時点/対2013年度⽐)という大きな削減目標が課せられています。この目標を達成するためには、各家庭が「環境に優しい家をつくること」と「効率よいエネルギー消費で生活すること」が重要です。

※地球温暖化対策推進法に基づく政府の総合計画より

■温室効果ガス削減目標(2030年度時点)

出典:環境省 地球温暖化対策計画より

ZEHの定義+パッシブ設計で
さらなる省エネ化を

ZEHの定義は、①建物の高断熱化 ②省エネ機器の導入 ③太陽光発電 といった3つの要件を満たしていることです。しかし省エネ住宅を語る上で忘れてはいけないのが、パッシブ設計。
パッシブ設計とは、太陽の光や熱・自然風といった自然の力を活用し、快適に暮らすための設計手法のことをいいます。夏は日射を遮り、冬は日射を取り込むといったように、住まいにかかるエネルギーをうまく削減することができます。断熱性能や太陽光発電容量など、数値として現れる部分に目が行きがちですが、窓の位置や大きさや種類、軒や庇の計画なども、住宅の省エネを行ううえで重要なポイントとなります。

■パッシブ設計のイメージ

SPECIAL INTERVIEW

先生に聞く!未来のための住まいづくり

エコハウスに
住むべき理由

エコワークスでは様々な有識者の方に助力をいただきながら、理想の “ずっと暮らせる木の家”を追求してきました。各方面の様々な先生との対談をまとめていますので、ぜひご覧ください。

YouTubeチャンネル 「未来のための家づくり大学」

エコワークスが目指すのは
“ZEHを超えた家”

年中いつでもゼロエネルギーで暮らせることが、人にも地球にもやさしい理想のZEHかもしれません。
私たちは、ZEHの基準にとらわれず、私たちが理想とするZEHを追求しています。

エコワークスが提案する
「理想のZEH」

Point01

高断熱性能

平成25年基準に比べ、断熱性能を30~40%向上

Point02

省エネ機器

LED照明、給湯器、エアコンなど、省エネ機器をご提案

Point03

パッシブ設計

日射取得と遮蔽に配慮し、冷暖房エネルギーを削減

Point04

家電

冷蔵庫・洗濯機・調理家電・テレビなどの消費電力も考慮

Point05

太陽光発電

創エネにより、エネルギーを相殺しゼロエネを実現
TOPICS

太陽光発電の搭載量は、お客さまのメリットを第一に考える

仮にZEHの基準を満たすことだけを考えるなら、太陽光発電をたくさん載せればよいのですが、場合によってはコストが無駄にかかってしまいます。しかしエコワークスでは、初期費用の無駄を極力少なくするため、家のサイズや家族構成に応じて必要な電気量を緻密に計算し、最適な太陽光パネルの搭載容量をご提案しています。
実際、ZEHの家に住むお客さまからは「イニシャルコストはかかったけれど、ランニングコストが安いので十分に元が取れた」というお声をたくさん頂いています。もちろん、最初からZEHやLCCM住宅を勧めるようなことはしません。お客さまが希望されるデザインやプランを望み通りに叶えた後で、ZEHやLCCM住宅のご提案をさせていただいています。

ZEHを推進する
ハウスメーカーとして
実績が認められています

地域工務店初「省エネ大賞」受賞
ZEH普及促進ビジネスモデル

エコワークスにおける2016年から2023年までの7年間のZEH達成率の平均は92%で、これは業界トップクラスの数字です。
そんな私たちのZEH普及促進への取り組みが「省エネ型社会の構築に寄与する」と認められ、地域工務店では初となる経済産業省「省エネ大賞」省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。

■エコワークスの
ZEH達成率「目標」と「実績」

「ZEHビルダー」
最高レベル6つ星を取得

ZEHビルダーとは「(経産省戸建ZEH)ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業」において、ZEHを建てることを認められたという証です。エコワークスは最高レベルの6つ星を受賞しています。

※2024年7月現在

「BELS」
全国初認定を受賞

車と同じように、家にも燃費表示があります。私たちは1邸ごとに一次エネルギー使用量を見える化し、第三者による認定を受けています。また、実は本制度において第一号認定を取得したのは私たちなのです。

※BELS(ベルス)…建築物省エネルギー性能表示制度。Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称。

全棟エネルギーの見える化
省エネ性能ラベル表示を取得

2024年4月、家電と同じように、家の省エネ性能や目安光熱費を表示する制度がはじまりました。現在、注文住宅に表示の義務はありませんが、私たちは、近く来たる義務化に先駆け、全棟で一次エネルギーを計算し、第三者認定(BELS)を受けた省エネ性能ラベルを取得しています。

地球だけでなく、
家計にもやさしい

実際のお客さまのご家庭では
年間+147,829円もの
売電収入がありました。

下のデータは実際のお客さまにご協力いただき年間光熱費をもとに月別の太陽光発電収支を表したものです。
机上の空論にとどまらず、実データを元に次なる商品開発に繋げています。

■福岡県A様邸で月別実光熱費をもとに算出

【条件】建築地:福岡県/建物:31.81坪/家族構成:3人/測定期間:2019年1月~12月/買電:HEMSデータ/売電:HEMSデータを元に太陽光発電システム7.5kW搭載、売電単価17円/kWhで試算

ZEHは防災にも有効。
万が一の際にも太陽光発電
で安心な暮らしを守る。

万が一の災害で停電が起きたとしても、太陽が出ている昼間であれば専用コンセントを通じて、1500Wの電力受給が可能です。
最低限の電力を補うことで、レジリエンス性を確保します。

EVコンセント
標準装備

近い将来、電気自動車が普及することを考え、EV用コンセントを標準でご用意しています。

■1500Wで使用できる家電例

認定取得LCCM住宅

時代に先駆けて
LCCM住宅を推進

エコワークスでは、2012年にLCCM住宅の最高ランクである5つ星認定を日本初取得。
国が2050年の理想の住まいとして掲げているLCCM住宅ですが、
私たちは、まだ世の中が注目していない時期から
省エネ住宅の商品開発に積極的に取り組んできた結果、
現在では業界トップクラスである自社普及率約60%を誇るまでに至りました。

※2024年3月時点

LCCM住宅とは

LCCM住宅とは、Life Cicle Carbon Minus=ライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅のこと。
これは、住宅の建築時・居住時・解体時すべての期間におけるCO₂排出量をゼロ以下にする家を指します。ZEHよりもさらに高いレベルで省エネ性能・環境性能をもった未来基準の家。まさに地球環境保全に理想的な住まいといえます。

■脱炭素化に向けた住宅性能イメージ

■当社は2012年に取得

TOPICS

家に住まう期間だけでなく、
住宅の生涯でCO₂の排出量をゼロ以下にするLCCM住宅

ZEHもLCCM住宅も、「高い断熱性能や高効率の設備を用いて、年間のCO₂の収支マイナスを目指している」点では共通です。 ただし、ZEHが「住まう」期間を対象としているのに対し、LCCM住宅では「つくる」「壊す」期間も含めた範囲が対象となります。

SDGs設計にも注力

建築物の環境性能で評価し格付けする「CASBEE(=建築環境SDGsチェックリスト評価)」と呼ばれる認定においても、最高評価ランクにあたる「LCCM住宅認定」を獲得しています。このCASBEEを活用することで、日本における基準だけでなく世界基準であるSDGs設計にも力を入れています。
SDGsへの取り組み

緑の循環

地域のため、地球のためにできること。

わたしたちの住まいづくりに欠かせない地域木材。
育てて、伐って、使う。そしてまた植える。
地元の元気な森を守る「緑の循環」づくりに積極的に取り組み、
次世代につなぐ豊かで美しい持続可能な森林経営を支援しています。

持続可能な森を守るための
サプライチェーン

地産地消

木材の地産地消をかなえる、日本一の木材産地流通システム

天然木材を使った住まいづくりを実現するヒミツは、創業の地である熊本にあります。私たちが築き上げた、日本一といっても過言ではない「木材産直流通システム」は、山の管理から始まり、伐倒・加工・現場への運搬までをノンストップで行っています。

■木材産直流通システムのイメージ

森林認証木材の使用

緑の循環で日本の山を守る「SGEC森林認証制度」を取得

木を切ったら植えてあげる。当たり前のことのように聞こえますが、そんな山づくりの基本が守られていない山が多く存在します。私たちは、適切に管理された山で採れた木材を現場に届けている証である「SGEC森林認証制度」により認証された木材を活用し、緑の循環を大切にしています。

※Sustainable Green Ecosystem Council(緑の循環認証会議)が管理する認証システム「森林認証」。これにより、持続可能に管理された森林であると認められた木材。

TOPICS

SGEC森林認証木材の使用率は日本トップクラス

構造材・羽柄材におけるSGEC認証材の使用率は、住宅メーカーとして日本トップクラス。緑の循環の一翼を担うべく、2050年には使用率50%の達成を目指しています。

CO₂の削減

地産地消の住まいづくりは
CO₂排出量を削減

外国産木材は運搬時に多くのCO₂を排出します。
私たちは山・工場・現場を最短距離で結ぶことで、運搬時におけるCO₂を削減し、地球環境に貢献しています。

木の家は製造過程においても
地球温暖化防止に貢献

構造材製造時のCO₂排出量を素材別で比較すると、木材は他の建材に比べCO₂の排出量を大きく抑えることができます。さらに天然乾燥木材を使用することで、より環境にやさしい木の家をつくることができます。

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エコワークスが建てる木の家について興味を持たれた方は
モデルハウスや街角モデルハウスなど実際の家を体感ください。

玄関を開けた時に香る木の香り、天然木の柔らかい質感、
自然素材だからこそ感じる空気感など、体感していただければその違いがわかります。

Eco works CONCEPTS