2021年度省エネ大賞受賞

本表彰事業は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するもので、省エネ事例部門においては、省エネ活動により成果をあげた案件等が対象となります。
この度、当社のZEH（ゼッチ）の普及促進を目指したビジネスモデルが、省エネ型社会の構築に寄与することが認められ、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

【応募概要】
同社は、福岡・熊本を中心に年間約100棟を建設する地域工務店である。2004年に創業し、2015年より新築のZEH化を目指し、地域工務店のロールモデルとなるべく積極的に取り組んでいる。普及のための課題として、①費用、②ZEHに対する顧客への理解活動、③販売サイドとしての社内教育と体制の整備、の３点と捉え、具体的には、○取り組み体制の確立、○製品としての技術面の工夫、○顧客の経済的メリットにつながる工夫、○省エネにつながる住まい方に関する提案、○販売員への省エネ教育の徹底、等を実践。現在、ZEH化率92％（平均ZEH率130％）であり、ZEHビルダーとして最高ランク6つ星を取得し、HEAT20 G2及びEV充電を標準化。また、経産省のダイナミックプライジングによる電動車の充電シフト実証事業にも参画している。

我が国の2050年脱炭素化を実現するために、家庭（住宅）から排出されるCO2の削減は喫緊と課題であり、政府としても「2030年度以降、新築される住宅・建築物についてZEH水準の省エネ性能を確保する」という目標を掲げています。
当社は、「日本の住宅を九州から変えていく」をテーマに、自らがZEHの普及促進へ積極的に取り組み、地域工務店のロールモデルとなることで、住まいづくりを通じて直接的且つ間接的に脱炭素社会の実現へ貢献して参ります。