考え抜いたから、たどり着け
シンプルかつ美しく整った住まい

Case : 2

3LDK

平屋 |31-36坪





Story

完成見学会で感じた木の香りに心惹かれて

Hさんご夫妻が[エコワークス]の家に初めて出会ったのは、糸島市で開かれていた完成見学会でのこと。おふたりともその日のことをよく覚えている。
「他社の完成見学会に行った足で、エコワークスさんの家に寄りました。すると、1件目の家よりもとてもいい木の香りがしていて、空気も澄んでいる気がしたんです。社長さんの住まいづくりへの熱い思いも胸に響きましたし、ここなら私たちの思いもすべて受け容れてもらえそうだね、と話し合って。帰り道にはもう、エコワークスにお願いすることを決めていましたね」。
Hさんが感動した香りの〝ヒミツ〟は、家中にふんだんに使用された天然乾燥無垢材。熊本球磨の木を伐り出し、太陽と風で天然乾燥させた木材は、化石燃料で人工的に乾燥させたものよりも香りと色艶が良く、美しく洗練された印象に仕上がるのだ。
初めて参加して以降、10軒以上の完成見学会に参加したHさんご夫妻。打ち合わせにはじつに長い時間が費やされた。「家づくりの雑誌を読み尽くし、家を建てた友人の経験談に耳を傾け、それはもうマニアックなくらいに家づくりを研究しました」と笑う奥さま。[エコワークス]の設計士もHさんご夫妻の情熱に共感、互いにアイデアを出し合い、熟考に熟考を重ねながら納得のいく設計図を仕上げていった。

どこを見てもスッキリと美しく清々しい空間を

Hさんご夫妻の家づくりのテーマは「とにかくスッキリと!」。その想いは隅々まで行き届いている。
まず、壁や床、窓のまわりはすべてフラットに。窓にはカーテンの代わりに障子を採用。収納スペースもできるだけ壁の内側に埋め込み、目立たないようリクエストした。また、たっぷりと確保された造作の棚や収納家具も、奥さまがそこに収めるアイテムの大きさやボリュームから具体的なサイズを割り出し、使いやすく無駄のない造りになるよう細かい部分まで考え抜かれている。
「施工中は毎日、顔を出したせいか、棟梁さんたちともすっかり仲良しに。現場で見て変えたくなった部分にもすぐに対応してくださって、心から感謝しています」。

モノを増やすよりも思い出を大切に暮らしたい

完成したわが家はまさに「暮らしやすく、使いやすい家」。太陽熱を利用した全館床暖房(OMソーラー)のおかげで、「冬はおひさまのポカポカした中に、家中が包まれているような感じ」。「夏は通気性が良いので、エアコンもほとんどつけずに快適に過ごせました」。
そして、「想いのすべてを受け容れてもらったので、家のことはもう大満足。これ以上、あれもこれもは欲しくはなりません。それよりも、大事にしたいのは、この家で生まれる思い出そのもの。子どもたちが大きくなって独立しても、わが家の感覚がからだにしみこんでいてくれたらうれしいです。床や柱の傷も木の色の変化も、全てが味となって子ども達と共にこの家も育っていくのが楽しみです」。きっと今頃は、新しい家族も誕生しているはず。ますますにぎやかなH邸で、これからどんな物語が綴られていくのか、とても楽しみだ。

 

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