背振山のふもとに佇む
美しい夕陽が似合う木の家

Case : 3

3LDK

平屋 |31-36坪





Story

土地決定から2年、理想の家づくりパートナーと出会う

夕陽が沈む方向に、ちょうど吉野ヶ里遺跡の櫓が見える。
佐賀県神埼町吉野ヶ里。N邸に佇んでいると、この土地を選んだご夫妻の気持ちがよく分かる。ゆったりと横たわる背振山、その麓に一面の麦畑が広がり、美しい夕日が沈んでいく。「この景色を毎日眺めながら暮らしたい」。ハウスメーカーは土地を購入してから探し始め、約2年後にようやく[エコワークス]と出会うことができたという。
「子どもたちに少しアレルギーがあったので、健康に配慮した素材使いの家が大前提。いろいろ見学しましたが、エコワークスのモデルハウスは木の匂いが印象的で飛びぬけて気持ちよかったのを覚えています。使われている素材も自然のものにこだわっていたし、これなら子どもたちも安心だと感じました」。
家族揃って宿泊体験もし、実際に使われている無垢材の床など、素材の心地よさも肌で実感。住み心地のよさを確信した。「約2年かけて、じっくり探した甲斐がありました」と笑顔がこぼれる。

天然乾燥させた材木で段差を楽しむ家を設計

「イスやソファを使わず、床に直接座ったりゴロンと横になったり。そんな憧れをこの木の家でかなえました」。
エコワークスの家がすべてそうであるように、N邸も熊本県の山から切り出し、じっくりと天日乾燥させた杉材を中心に使用。天日乾燥の木材は人工乾燥より香りが高く、美しい色・艶が魅力。防虫性にも優れているため、素材にこだわった家を希望する人から高く支持されている。Nさんたちもそうだった。
この大好きな木の床をあえて段差のある設計にしたのもN邸の特徴。少しくらい段差があるくらいの方が足腰も強くなる。窓辺や床、フロアとフロアの間に設けられた段差はちょうど良い腰掛にもなる。何よりも、キッチンで立って仕事をするお母さんと、ダイニングで座っている子どもたちの目線の高さが同じ。そして、目線の高さからちょうど背振山が見えるよう窓を設計。最高の景色が目の前に広がる。

家のどこにいても快適OMソーラーのある暮らし

N邸はくの字型をした平屋。太陽熱で床暖房するOMソーラーのおかげで家全体の室温や湿度は快適に保たれている。「苦手だったエアコンのような直接的な風がないので、ホコリが立たず、空気もきれい。ちょうどいい室内環境を整えてくれるので助かります。断熱性が高いからか、冬も明るい日差しだけで家の中は十分暖かい。風通しもいいから、夏も涼しいでしょうね」。
さて、自然を身近に感じるわが家に引越してから、娘さんたちは毎日泥だらけになって遊んでいる。そして夕日が沈みかける頃、笑顔でわが家に帰ってくる。これがとてもいい光景。みんなこの家が大好きなのがよく分かる。