窓の外には、耳納連山の大パノラマ
自慢の眺めを味方にした、優しい木の家

Case : 4

4LDK

平屋 |31-36坪





Story

いろいろ見比べたからこそ
本物の木の家に出会えた

直線を生かしたフォルムとチャコールグレーの外壁が、キリリとした雰囲気を醸し出すI邸。そのシックな玄関を抜けてリビングの扉を開けた瞬間、目の前に飛び込んできたのは、光がたっぷりと差し込むリビングと、窓の外に広がる大パノラマ! 思わず感嘆の声を上げた取材陣を、「その反応、最高です!」と、この家の主人・Iさんは満面の笑みで迎えてくれた。
小さい頃から木の家で育ったことから、「自分も家を建てるなら、木の家に」と考えていたというIさん。お嬢さんの小学校入学までに家を建てるという目標を掲げ、さまざまな〝木の家〟を見学して回ったそう。そんな中、衝撃を受けたのが[エコワークス]の家。「いろんな〝木の家〟を横並びで見たからこそ、違いが実感できたんでしょうね。エコワークスでは、天然の無垢材を2年ほどかけて十分に自然乾燥させて、家づくりに使っているんです。すごく手間暇はかかるそうですが、だからこそ香りや肌触りが本当に良くて…。こんな木材に囲まれた家で暮らしたいと素直に思いました」。
程なく、Iさんがこちらも絶対に譲れなかったという、ロケーション抜群の土地との出会いにも恵まれた。「南側が気持ち良く抜けていて、遠くには耳納連山。考えていたよりも広かったんですが、結果、平屋にすることもできた。もう本当に、言うことありません!」。
施工中には、家族で熊本の工場まで足を運び、大黒柱をセレクトするという大仕事にも挑戦。また奥さまは、建設中の現場に何度も足を運び、棟梁たちともすっかり仲良しになった。「間近で丁寧な仕事を見せていただいて、家ってこんな風にできるんだと感動。設計士の方、インテリアコーディネーターの方など、いろんな方とも関り合いながら、我が家ができる喜びをたくさん感じられました」。

家族が大好きなリビングは
アイデアを出し合って完成

そして完成したI邸。自慢はやっぱり広々としたリビングだ。25畳ほどの空間だが、実は打ち合わせ当初には、窓から大黒柱までを部屋、残りを廊下にする案で進んでいたそう。そこに奥さまの「ここも全部部屋にしよう!」という一言でスペースはグンとワイドに。杉の木目を生かしたうづくりの床も、自然と隣り合わせのこの家の雰囲気にぴったりとマッチした。さらに一角には、ご主人待望のワークスペースも誕生。趣味のギターを手に取ることも増えたそう。「それで気がついたんですが、音が漏れない。『気密性の高い家って、こんなメリットもあるんだ』と思わぬ発見がありました(笑)」。

家を建てたことで、ライフスタイルにも変化が

この家に暮らして半年。未だ興奮冷めやらぬ、といった風のIさん一家だが、そのライフスタイルには着実に変化が現れているという。「とにかく、仕事が終わったらすぐに家に帰ってのんびりしたい。 夜もぐっすり眠れますし、いいこと尽くしです」とIさん。将来的には駐車場の一部に屋根付きのガレージを自分で建て、趣味のバイクの手入れに没頭したいそう。また奥さまは、日当たりのいいリビングで、たくさんの多肉植物を生育中。さらにデッキの先に広がる南側の庭では、自身のお母様と一緒に近々、家庭菜園を始める予定とのこと。「家を建てている最中が楽しすぎて、実際に建つとさみしくなっちゃうかな、と思いましたが、ここに住み始めてからがもっと幸せ。本当に良かったです」。