木の魅力、自然の力、家族の笑顔
家は大切なものに気づかせてくれる

Case : 5

4LDK

2階建 |37-40坪以上





Story

猛暑もすっきり涼やか冬の温もりも楽しみに

「自然の中で暮らしたい」。それはご夫婦の長年の願いだった。機が熟し、縁あって見つかった土地はなだらかな山々に囲まれた郊外の住宅地の一角。窓を開ければ田畑を駆けぬけ、心地いい風がすべりこんでくる。
「以前は鉄筋コンクリートの建物に十何年も住んでいて結露や蒸し暑さにずいぶん悩まされました。だから漠然と木の家に住みたいなという想いがあったのかもしれません」。
住宅展示場をまわっていた頃、ふと目に止まったのが[エコワークス]の看板。自然志向、OMソーラー…。単語の一つひとつにMさんご夫妻は心惹かれた。
「特にOMソーラーにはひと目惚れ。もともとできるだけ自然の力を役立てて暮らしたかったので、専門書を読み込んで猛勉強しましたよ」。
実際に住んでみて、Mさんご夫妻はこの選択が正しかったと確信した。梅雨の時期も足元はサラサラ。室内に洗濯物を干していてもすぐに乾いた。猛暑の盛りも室内は爽快でエアコンは一度も使っていないと言う。DOMAくーるという仕組みのおかげで涼しい地冷熱が室内に運ばれているからだ。寒さ厳しい季節も、きっと太陽熱で温められた優しい空気が家中を満たすだろう。

間取りを考えることは大切なものを見極める作業

毎日、家族そろって朝日のあたるダイニングで朝食を食べる。それがMさんご一家の習慣だ。緑を眺められるダイニングは、ご夫妻がどうしても実現したかったスペースのひとつ。家づくりにおいてもっとも楽しかったのは、こうした間取りを決める作業だったかもしれない。
「構造的な部分はプロに任せるとして、間取りは自分たちの意見も反映させたい。図書館で設計や間取りの専門書を読みあさり、家づくりを勉強しました。とにかく家のことばかり考える毎日。僕らが意見を出すとエコワークスの担当の方もすばやくレスポンスをくださり、それでまた僕らのモチベーションも高くなりました」。
「木の質が良いのでごちゃごちゃ飾り立てず、作り込みも最低限でいい。本当に快適な空間を突き詰めて考えていくと、設計も間取りもどんどんシンプルになるんですよね」。
家族にとって本当に必要なものや暮らし方、生き方は何かをひとつひとつ見つめ直す作業。家づくりはだから奥が深いのだ。

環境を見つめた家づくり子どもにとってもいい体験

[エコワークス]の家に暮らし始めて実感するのは本物の木の魅力。天日でじっくりと自然乾燥させた無垢材は表情が美しいのはもちろん、木本来の清々しい香りがする。
「まず、無垢の木の床を見ているだけで毎日心が和みます。床に座ってただボーっとしていたり、素足で室内を歩いたりするだけでも、木の優しい触感が伝わってくるのが嬉しくて。もう、五感で感じるものすべてが心地いいんですよね」。
家族でエコハウスセミナーや伐採体験ツアーにも参加したのも今はいい思い出だ。現在は、Facebookを通じて、会社やスタッフ、ホームーオーナー同士の交流の場があるそうだ。
「エコワークスは目先の利益を追いかけるのではなく、地球環境全体のことを考えて家づくりに取り組んでいる。住宅メーカーでこれだけ熱心に環境活動に取り組んでいるところは少ないんじゃないかな。エコ住宅の機能は今も常に進化していますが、エコワークスはひとつの技術や方法にとらわれず、常に環境や時代の変化を見据えながら柔軟に良い要素を取り入れて、より良い家づくりをめざしているところがすごい。子どもたちにとっても、今回の家づくりはいい体験になったと思います」。
以前は癒されようとして外出していたのに、今では家にいる時間がいちばん癒されるというMさんご一家。かけがえのないわが家には、家族のにぎやかな笑い声が満ちる。