キッチンを中心に笑顔が集まる
暮らしやすさを追求した平屋

森にいるような清々しさ陽だまりのような温かさ

「なんて清々しい、気持ちのいい家なんだろう」。それがＩ邸を訪れた時の最初の印象。からだを優しく包むような木の香り。外はまだ寒いというのに、陽だまりにいるような穏やかな温かさ…それはまちがいなく、OMソーラーを取り入れて自然環境と共存する住まいづくりを手掛ける［エコワークス］の家の特徴だった。
平屋建てのＩ邸の間取りは、いたってシンプル。LDKの勾配天井は小上がりの和室や書斎ともゆるやかにつながっている。その中心はオープンカウンターのキッチン。料理の準備をしていても、パソコンで調べものをしていても、幼い娘さんが床でハイハイしていても、家族がいつも近くにいられるような設計だ。
「娘がハイハイする前にこの家に入居しました。無垢材で塗料も天然植物油を使用した安心できる床なので、ちょうど良かったです」とおふたり。［エコワークス］が扱う建材は熊本県の山から直接切り出され、天日でじっくりと自然乾燥されている。だから機械で乾かされた木材よりも木の香りが強く、虫を寄せ付けない力にも優れている。「それに床が冷たくないから娘も喜んでると思いますよ」。笑顔の娘さんを見ながらそう言って微笑むおふたりだ。

心落ち着くモデルハウス
自然環境への想いにも共感

大学時代に環境やエネルギーについて学んだご主人と、日頃から環境への関心を持たれている奥さま。Ｉさんご夫妻は一緒にエコ検定も受けるほど好奇心が旺盛。自然環境とともに心豊かに暮らす生活をしたいと考えていた。
そんなおふたりが［エコワークス］を知ったのは大野城の展示場を訪れた時のこと。風車が乗った屋根に惹かれて扉を開けると、室内からフワッと爽やかな木の香りが漂ってきた。
「展示場では他のメーカーのモデルハウスもまわりましたが、エコワークスのモデルハウスはどこよりも気持ちが良く、落ち着く感じがしました。もともと自然エネルギーの利用に共感していたので、太陽光発電やOMソーラーはごく自然な選択で、迷わず取り入れることにしました」。そして「棲家」の宿泊体験や「山へ行こう」、「住まい教室」などのイベントにも参加。「同社が手掛ける家の居心地の良さを体感すると同時に、環境への思いにも共感しました」と話してくれた。

親族一同で盛り上がった棟上げもいい思い出

15回。これは、家を建てるにあたりＩさんご夫妻がエコワークスの完成見学会に足を運んだ回数だ。「それぞれの家に参考にしたい部分がありました。キッチンはこうしよう、こういう造作家具もいいよねって、少しずつ考えがまとまって。みなさんのおかげで今の家のカタチができた気がします」。
棟上げ時にはご家族や親戚がマイクロバスをチャーターして駆けつけ、お母様やおば様が手作りしたお餅を投げるという楽しい時間に。「ご近所の方々にもいいご挨拶になったし、こういう儀式があれば家族も集まれる。そうした昔ながらのしきたりを大切にしてくださるのも、エコワークスさんの魅力ですね」。これからは広い庭に芝を植え、野菜づくりも楽しみたい、とおふたり。すでに植えられたジューンベリーやヤマボウシ、ユスラウメは、その枝に美しい花や実をつける日を待っている。