様々な暮らし方に触れ
ようやく手にした家族の“拠点”

Case : 12

3LDK

2階建 |37-40坪以上





Story

家族みんなでうつろげる薪ストーブを中心に

ご主人の仕事の関係で、国内外を問わず、これまでになんと8回の引越しを経験してきたというOさん。家づくりをすること決めたのは、「将来、転勤や進学で一時的に家族が離れることがあっても、例えば週末だけでも気軽に、全員が集まれる場所を作りたい」という思いがあったからだった。
そして家づくりにあたり、Oさんが真っ先にイメージしたのは、“薪ストーブがある家”。アメリカで2年ほど暮らした時に暖炉のある家に住み、その暖かさやリラックスさせてくれる雰囲気に、家族全員が惹かれていたからだ。「雑誌を参考に、“薪ストーブのある家”を上手に作ってくださりそうなハウスメーカー、5、6軒を候補に絞って検討しました。その結果、モデルハウスを訪れた時に感じられた木のいい香りや、使用している木材へのこだわり、環境への配慮などが決め手となって、エコワークスにお願いすることにしたんです。」

家族のライフスタイルに合わせた工夫を随所に

完成したOさんの家には、随所にこだわりが満載だ。まず玄関は、帰ってきた瞬間にホッとできるよう、広めの土間を取った和の空間に。靴は収納にまとめてすっきりとさせ、その分、飾り棚にはお気に入りの小物を並べて季節感を楽しめるようにした。続くリビングは、薪ストーブを主役に、大黒柱と吹き抜けが印象的な開放感のある空間に。ストーブと逆側には、ダイニングチェアー代わりにもなる畳の小上がりスペースを設けた。ここはちょっと横になったり、囲碁などを楽しむのに大活躍するくつろぎの場。「ダイニングチェアーに座った状態でも、庭が眺められるようにという奥さまのリクエストから生まれた横長の小窓も素敵なアクセントになっている。さらに小上がりの下は収納にもなっており、家族共通の趣味であるキャンプ用品がぎっしり。ここからテントを庭に持ち出して、ご主人と息子さんが気軽にキャンプを楽しむこともあるそう。ちなみに昼間は窓からたっぷりと光が降り注ぐこのリビング、夜になると随所に仕込んだ間接照明で落ち着いた雰囲気に。「ストーブの炎を眺めながら、好きなお酒をゆっくりと味わうひとときも、最高に幸せですよ(笑)」。
主寝室は将来のことを考えてリビングに隣接させ、2階にはフリースペースと子ども部屋を配置。フリースペースは、ゲストルームとしても活用する予定だ。横には大きな納戸を設けて、来客用布団や家族の思い出の品々を収納している。
「こうして私たち家族の思いを形にしてくださった現場の方々にも本当に感謝しています。改めて、エコワークスさんにお願いして良かった。木の香り、ぬくもりを感じながら大好きな家族と過ごす、これからの毎日がとても楽しみです」。