キッチンを中心に笑顔が広がる
小さな豊かな暮らし

Case : 16

4LDK

2階建 |動画付き |31-36坪





Story

建築家・伊礼智氏の発想「小さな家で豊かに暮らす」を 参考に建てた建坪32坪ほどのコンパクトな家には たくさんのこだわりと自然素材の魅力が詰まっています。

自然素材をふんだんに使い理想の家づくりを追求

自然素材を使い、周辺環境に配慮した家づくりの考え方に共感。Nさん夫妻はあるハウスビルダーと家づくりを検討していた。ところが、土地探しが難航。悩んでいた時に、「自然素材の家に興味があるなら、エコワークスはどう?」と教えてくれた人がいた。早速、香椎浜にあるモデルハウスを見学に出かけた2人は、無垢の木をふんだんに使った家づくりに好感を持ったという。 「しかも、夫が人吉出身なのですが、エコワークスが使っているのは球磨杉。ちょっとしたご縁を感じて。自然素材を取り入れていることも魅力だけど、断熱や熱環境といった住宅性能を数値で示してくれたことも信頼できると感じたんです」と奥さまは、その時の印象を振り返る。

懸案事項の土地探しも、エコワークスから地元不動産会社への働きかけで交渉成立。手に入れた土地に合わせたプランを2社から提案されたが、「同じ要望を伝えたけれど、エコワークスのほうがこちらの思いを汲んでつくってくれたと感じられて。要望を受けとめてくれる人たちと最後まで一緒につくりたいと思い、エコワークスに依頼することを決めました」。

家づくりの参考にしたのは建築家・伊礼智氏の「狭いところに快適に住む」という発想。奥さまは彼の著書を手元に置き、打ち合わせのたびにページを開いては、プランを考える時の軸にしていたという。

目線の先に光と緑を感じる
広がりをかんじさせる空間設計

特に参考になったのは〝狭くても広く感じるように抜けをつくる〟〝外への視界のとり方〟といった、空間のつながりに関する考え方だそう。リビングの大きな引き込み窓の外にウッドデッキを設け、家の中と外のつながりを感じさせる造りに。窓のある吹抜けも開放感たっぷりだ。

〝置きたいのは器具ではなく明かり〟という言葉には照明のヒントを得た。ダウンライトを中心に、ダイニングの上にはペンダントライトを、勉強机には手元を照らす蛍光灯を設置。明るすぎない空間が、家族に癒しと寛ぎを与えてくれる。

さらに、勉強や仕事に使える壁際のカウンターデスク、腰掛け代わりに使える畳の小上がりなど〝いろんなところに居場所をつくる〟ための仕掛けも大切にした。玄関とリビングをつなぐ廊下をなくしたり、洗面台を廊下に置いたり。廊下と壁の少ないオープンな間取りは空間に広がりとつながりをもたらし、家族がお互いの存在を感じながら過ごせるメリットも。建坪23坪ほどの住まいには、豊かに暮らすアイデアが散りばめられている。

自然素材の空間になじむ
家具のようなオープンキッチン

「いずれ子どもと一緒にキッチンに立ちたい」とキッチンは大きめに。リビングから目につく場所にあるため、工業製品としてではなく、家具のように木でつくることにこだわった。使いやすさもデザインも自分好みの空間は家事のモチベーションを上げるに十分だ。 「プランづくりにじっくり時間をとり、細かいところまでオーダーしてつくることができたので、イメージ通りの仕上がり。今は家にいるのが一番楽しい」と笑顔を見せてくれた。

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