価値観を一変させた家と
日常に潜む豊かさを育んで

Case : 19

4LDK

2階建 |31-36坪





Story

“マイホーム願望ゼロ”だったSさんご夫妻。そんなおふたりの価値観を一瞬にして塗り替えたのは暮らしを丁寧に紡ぐ[エコワークス]の家でした。

マイホーム願望なし
価値観が一変した住宅体験

清々しい木の香りと凛とした空気、滑らかな木肌に触れる度に心地よさに包まれるS邸。ここは木工細工をライフワークとするご主人と読書好きの奥さまが[エコワークス]とともに紡いだ住まいだ。取材を進める中、冒頭にご主人が口にしたのは意外な言葉だった。「正直、僕らは最初家を建てる気なんてなかったんです。」―。ある日『TKU住宅展示場』にふらりと入ったSさんご夫妻。最初に佇まいに魅かれ、何気なく入ったのは[エコワークス]の家。仕事柄、普段から木工細工をすることが多いというおふたりは、慣れ親しんだ無垢材の手触りや、丁寧に暮らしを紡ぐ家づくりに共感を覚えたと言う。「展示場を出た瞬間に顔を見合わせて”この家いいよね”となりました(笑)」とSさんご夫妻。その後、おふたりは南区出仲間にある[エコワークス]の展示場での宿泊体験へ。「宿泊体験をさせてもらったのは、真冬の寒い時期。それでも家の中は素足で気持ちいいと思えるほど暖かくて、天然乾燥材を使った木の温もりも素直に”いいなぁ”と感じました」奥さまは優しい笑顔で語る。

家とともに築きあげたのは
ビルダーとの厚い信頼関係

S邸の設計は「そのまま再現してほしい」とまで惚れ込んだモデルハウス を手がけた[エコワークス]の設計担当者へ依頼。リクエストしたのは、モデルハウス の間取りに加えて、木工用の作業場と、見た目の統一感を出すため造作の家具を多用すること。「僕らは本当に何の予備知識もなく建てることにしたので、家づくりをしながら一つひとつ教えてもらったのです」とご主人。「”業者”と”お客さん”という関係ではなく、家族のように一緒になって建てている、そんな感覚でした」と振り返るその言葉に厚い信頼が滲む。「やりたいことと予算のバランスは、予算ありきで判断するのではんく、本当に必要かどうかを真剣に考えてくれる姿勢がありがたかったです」。

暮らしのささやかな変化が
日常に豊かな彩りを添える

理想を形にした新居での暮らしは、お二人の日常に思いがけない変化をもたらしているようだ。「洗車、庭仕事、BBQ…(笑)。ささやかだけど、自分の家だから楽しめることがありますよね」と話すご主人は帰宅後、家庭菜園の世話をするのが日課になっているのだとか。「今はミニトマトにきゅうり、ナス、ピーマンを植えています。作業は嫁も手伝ってくれるので、2人で楽しく行なっています」と話すご主人。「そうそう、今まで家事はほぼ私の仕事だったのですが、夫が自ら進んで掃除をしてくれるようになり感動しています!私は読書が捗るので、ますます家から出なくなりました」と奥さまは嬉しそうに話してくれた。

じっくりと時間をかけて状態を整えた天然乾燥材のしなやかな美しさと、住む人の暮らし寄り添う普遍的な家づくりを続ける[エコワークス]。同社とSさんご夫妻の価値観が重なり合い、生まれたS邸。家族や自然と繋がりを感じられる空間は、まるで木陰でゆっくりとハンモックに揺られながら気ままに本のページをめくるかのような自由さと心地よさがあった。